目 病気


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ありがとうございました 投稿者:こういち 投稿日: 8月 5日(月)23時49分16秒

大変詳細なお返事をいただき、ありがとうございました。
今回、担当医から言われたとおり、定期的に見て頂こうと
思っています。



こういち さん 投稿者:ひとみつうしん 投稿日: 8月 4日(日)19時58分20秒

眼科診 手順を教科書どおり書けば

1.問診
2.視診
3.屈折検査
4.視力検査
5.未散瞳眼底検査
6.細隙灯顕微鏡検査
外眼部検査
眼圧検査
隅角
7.視野検査
8.散瞳精密眼底検査
9.その他精密諸検査(眼底写真とか超音波等など)
となります。

研修医時代小生のいた大学病 はこの手順を正確に守っていました。
したがって初診のかた全員につき、視力検査のあと散瞳して精密眼底検査を
おこなっていました。その日のうちにすべての結論がでますし、未病も発見できますし
純粋に医学的にはこれが正しい手順です。
ただものすごく時間かかりますので、ほとんどの方は朝受け付けて帰りは夕方です。

現在小 ではここまで厳密にはおこなっていません。第一次医療 関つまり
町のなかの家庭医だからです。大学病 とは目的がちがい、日常的な疾患Common Diseaseの治 療処置が目的です。何回か通うだろうという前提がたてば
今日は眼底中央部を、再診のときは上 側を、次にみえたときは今度は下 側を、、てな感じで4〜 5回通ううちにひとまわり眼底全周を確認してます。
その簡易的眼底検査ですまないなあと判断されるかたは予約のうえ準備して
きてもらって散瞳してます。この辺の判断基準は医 によりことなります。

高度または極度の近視のかたはなんらかのチャンスをアレコレとらえて正式の散瞳のうえの眼底検 査をおすすめしてます。やはり眼底の有病率が高いからです。

未病発見でもっとも多いのは網膜の周辺部の変性です。すすめば網膜に穴を生じるかたもあります。 発生率は確か人口の2〜3%くらいだったかと思いますが、珍しくありません。
これで1年に1回とか定期的に通 してるかた多いです。
近視がつよいかたほど発生率がたかいので、その意味でコンタクトレンズ処方時
(ほとんど高度近視のかたが対象ですから)特に異常所見なくても散瞳のうえ眼底を
手順とする先生はけっこういらっしゃいますね。
たぶんその方針の医 なんでしょうね。


追伸 投稿者:こういち 投稿日: 8月 3日(土)21時47分53秒

下に書き込んだ「こういち」です。
たびたびすみません。
今、ひとみつうしん1号を熟読していたのですが、ここに書かれていることで考えると『近視(しかも 極度)→硝子体剥離がおこる可能性がある→時に網膜を引き裂くこともある』ということでしょうか?
今から思うと医師からは「眼底に穴があく」ではなく「網膜に穴があく」と言われたかもしれません。



極度の近視というだけで、散瞳を伴う診 は必要ですか? 投稿者:こういち 投稿日: 8月 3日(土)21 時21分24秒

はじめまして。

本日、使い捨てコンタクトレンズを購入に伴い、眼科での定期検査を受けました。
(ここの眼科は、コンタクトを作ったときに初めて見てもらい、今日が2回目です。)
そのとき、医師より「極度の近視の場合、眼底(?といわれたと思います)に穴があくことが
あるので目薬で散瞳して検査します。」と言われ、検査を受けました。
自分は子供の頃から近視で、色々な眼科に20年以上お世話になっていますが、このような事を
いわれ、また散瞳しての検査は初めて受けました。

医師は「あなたの場合、この検査は2〜3年おきくらいに定期的に受けた方が良い」と言って
いましたが、そもそも極度の近視で眼底に穴があくことなんてあるのでしょうか?
また、医師の言っている通り、この検査を定期的に受けた方が良いのでしょうか?

参考までに自分の視力ですが、裸眼での正確な数値がわからないほど悪く(0.1以下は間違い
ありません)コンタクトレンズのPOWERは-10.00というのを使用しています。
今日の検査は「散瞳」が非常に辛く、しかし自分の目が取り返しのつかない事になるのでは
という不安もありますので、アドバイス頂けると助かります。
よろしくお願いします。