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SYさんへお返事です。 投稿者:ひとみつうしん 投稿日:06月23日(火)22時36分46秒

御投稿ありがとうございました。ぶどう膜炎(葡萄膜炎)についての御質問ですが、この
やまいはなかなかすっきり治り切らないことがあって一度治まったようにみ
えても再発することがよくあります。再発の予兆を早めに発見し早めに手を
うってゆくことが必要です。予兆とは、具体的には、前房の細胞数、前房
水の濃度、硝子体の細胞数、眼底所見の変化、隅角の変化(ちょっとわかりずらい
言葉ですみません。)などを毎回の診察でチェックしています。

結節というのは炎症細胞の固まりで、ちょうどこんぺいとうのとげみたいに
眼底あるいは隅角の一部に盛り上り部分がでます。(顕微鏡でやっとわかる
ごく小さなミクロン単位の粒粒です)サルコイドーシスの場合、これが出る
と、再発の予兆のひとつです。現在はまだ、状態に応じて細かく炎症のコン
トロールをすべき時期と思われます。プレドニンを指定の量、正しくお飲み
になってじっくりと構えて治療を継続してください。

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ぶどうまく炎について 投稿者:SY 投稿日:06月22日(月)14時53分16秒

サルコイドーシスからくるぶどうまく炎で一ヶ月間入院ました。プレドニンを
40ミリ〜徐々に減らし、退院後数ヶ月経つ現在は5ミリの錠剤です。と
ころが先日眼底検査の際、「ケッセツが増えています。プレドニンを倍に
増やしましょう。」と言われました。大学病 の診療室では「ケッセツっ
てなん ですか」と聞くこともできず、不安が募ります。入 時のような
霞視はありません。なのに「ケッセツ」とはなんなのでしょうか?
どうぞよろしくおねがいし ます。