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2-1緑内障とつきあう生活
●2.緑内障とのつきあい方〜もしなってしまったら?■2-1緑内障とつきあう生活 緑内障を持っているかたが覚えておく最も重要事項の1つは、ほとんどの場合が 薬物治療または外科的治療で管理され得ること、あなたが緑内障を持っていても きちっと管理していれば普通に暮らしてゆけるということです。 さらに、緑内障だからといって生活を極端に制限させないでください。基本的に 飲食、風呂、酒、旅行など制限はありません。昔は水分制限など指導されたこと もありましたが、現在は治療薬が各種ありますので、生活制限はとくにありませ ん。 一時的に検査診察で忙しい時期もありますが、診断に結論がでて治療方針が固ま ればあなたが今まで行っていたことを継続することができます。新しい人生計画 を作りそれを始めることができます。とくに正常眼圧緑内障は10年単位の「超慢 性疾患」といわれてます。10年先を考えての処置ですから、ゆっくりと付き合い ましょう。 即時に結論が欲しい、病気か病気でないか、病気なら確定診断病名をすぐに教え て欲しいという考えのかたもいらっしゃるのですが、この「ゆっくり」につきあ うことも大切です。正確な診断がおりるのに5〜10年、治療方法を決めるのに5〜 10年と思うことです。 前のページ: 1-6緑内障のリスクファクター 、 次のページ: 2-2眼科医を見つけること |