緑内障

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■2-3ライフスタイルの変更

緑内障治療の結果ライフスタイルの変更はわずかですが必要です。薬を忘れない

こと。定期的な診察検査があります。食事の時間とか就寝時刻のような毎日のル

ーチンにあわせて点眼時刻を計画することはよい方法です。いずれあなたの薬物

治療はあなたの毎日の自然な一部になるでしょう。

受診のスケジュールを生活の一部に取り入れる必要があります。治療方針が落ち

着いてくれば、月に1〜2回の一般診療受診、年に1〜4回の精密検査といった

程度の定期的な計画がたてられると思います。

疾患自体の影響や点眼薬の影響で、テニスのような球速のはやいスポーツ、夜の

運転のような毎日の活動にはちょっと変化がでるかもしれません。とくにピロカ

ルピンのような瞳孔直径に変化をきたす薬は屈折度数が変わったり、視界の明度

が今までと変化したり、薬の効き始め、効き終わりで見え方が変わったりするこ

とがあります。

そのぶん新たな眼鏡が必要かもしれません。あるいは細かく調整するならば、薬

をつけて直後用の眼鏡とか、時間たってから使うための眼鏡とか細かく場面ごと

に合わせる必要もでるでしょう。


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