11号 特 集 〜 パソコンは疲れ目のもと。
VDT眼精疲労 対策 ミニカタログ
この数年パソコンで仕事。。。が当たり前になりました。パソコンの眼精疲労
VDT眼精疲労、VDT症候群などといってますね。予防、対処法をちょっとまとめてみました。
パソコン使用多いかたは一度作業環境を見なおすと能率があがるかもしれません。
@作業時間
連続作業は1時間までとします。キーボード入力作業などは連続1時間を超えると
格段に誤打が増えることがわかっています。
1時間に十分の作業休止時間を設けるようにします。何か内容の異なる作業
、、電話、伝票記入、立ち仕事などを十分間はさむわけです。
最高なのはアイマスク等で光を完全遮断のうえで閉瞼休息をとることです。。。
作業に夢中になってると時の経過を忘れがちです。タイマーをかけておいたり、
時間をしらせてくれるソフトがあると便利ですね。
Aディスプレイ画面の設置 照明の工夫
●画面距離:
眼との画面距離を約40cm以上離して設置しなおします。
作業に夢中になるとついついのぞきこんでしまうのですが気づいたら離れましょう。
●画面位置:
下目使いになるよう画面位置を下げるよう設置しなおします。
デスプレイを動かせない場合は椅子のほうを上げて下さい。
下目使いと上目使いでは涙の蒸散量が4倍もちがいます。
●画面角度:
窓から差し込む日差しや天井電灯等の光源反射のないように画面角度を微調整します。
直射光が入らないのが一番ですから、窓にブラインドやカーテンをつける、
電灯にはカサをつけるのがよいです。
●フィルター:
光源反射がどうしても写り込む場合にはにはCRT用フィルターを使うことも有効です。
画面のチラツキや反射を抑えてくれます。
ただ少し暗くなるようで、緻密な画像処理作業には不向きかもしれません。
あと画面は静電気でほこりがつきがちですからときどき拭いてきれいにしておきましょう。
B姿 勢
椅子の選択が基本ですね。椅子の高さを調節できるものに替えます、
できるだけ背もたれもあった方が楽です。
デスプレイを見下ろすように、キーボードに手をおいてひじの角度を
90度以上とれるようにします。
結果 どうしても椅子は高めになりがちで、椅子をあげて足が浮くときは
フットレスト(足台)を使用してください。
Cまばたき
VDT作業に熱中すると無意識のうちに瞬目回数が減ることがわかっています。
結果表面が乾いてきます。ドライアイになりがちです。
まばたきを頻繁に行うよう意識しましょう。
D眼 鏡
画面距離にあわせた近用眼鏡を使用するとよいです。
老眼年齢(40歳以上)のかたには必需品ですが、若いかたでも処方は可能です。
サングラスは画面フィルターと同じ理屈と思いますが経験上ちらつきを防いでくれる
(平成14年12月16日 ひとみつうしん11号 終了。)
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