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■__   ひとみ! つうしん  __■   No.30

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 ■□□■   どくとる秀太郎のプチ医療メルマガ
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 ■■■■       『ひとみ! つうしん 』No.30(2004/4/14 水曜)
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 ■□□■                    Home: http://www.hitomi-news.com
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   ===================目次========================
    ■小話
    ■緑内障の話
    ■懸賞企画
    ■編集後記
   ================================================


┏━┓━┓━┓━┓
┃小┃ ┃話┃ ┃
┗━┛━┛━┛━┛
世の中は牛と鳥の話題が多いようで. . .



                   ----------◆--------------



養鶏の権威である、農林省の技師の講演が終わると、私も飼っており

ますが、どうか一度ご覧を願えませんでしょうかと、一人の奥さんか

ら依頼があった。



依頼に応じて技師が行って見ると、白いホワイト・ロードチキンと赤

いニューハンプシャー・レッドコックと一緒にして飼ってあった。



「奥さん、こりゃあいけませんね、一緒にしてたんではホワイトロー

ドの純粋がたもたれませんよ」


と技師が言うと、奥さんは答えた、



「それは、心得ております。それですから、夜分は別々に分けてやす

ませております。」



                  ----------◆--------------



. . . それでいいのかなあ?


┏━┓━┓━┓━┓━┓
┃緑┃内┃障┃の┃話┃
┗━┛━┛━┛━┛━┛
 ○あなたのミニ知識が
         あなたの親を
                    あなたの兄弟を
                  あなたの知人を救います○
------------------------能書きはじめ----------------------------
緑内障は40歳以上の日本人男女の5%がかかる疾患です。つまり20
人にひとりです。驚くべき数字です。この疾患まずいことに白内障等と
ちがって進んでしまった視神経損傷は回復しません。早期発見早期予防
治療が大事です。まず「知ること」からはじめましょう。

まったく知識のないかたを対象に、その存在をお知らせし、できるだけ
多くのかたに少しでも意識を高めて頂くことが目的ですので、わかりや
すさ優先で書きます、その分だけ内容の正確度は低いのでご容赦下さい。

本文の内容は教科書的一般論の概括的記述ですので、個々人の診断治療
には必ずしもあてはまりません。すでに治療中のかたはあなたの主治医
の判断を優先して下さいますようお願いします。
------------------------能書き終わり----------------------------



┏┓*早期発見のための理想的な検査スケジュール
┗╋……………………………

緑内障発見のための3つの必須検査threee essential studyは

[ 眼圧検査 眼底検査 視野検査 ] です。


3つの必須検査threee essential studyをうけること以外に早期発見の

てだてはありません。自分で自覚症状がでるころは相当すすんでます。




眼圧検査は院内ではごくごく日常的です、自動眼圧計ならものの2〜3

秒、手動ではかっても2〜3分ですみます。



眼底検査は散瞳しますので準備が必要ですが、それでも準備時間をいれ

て1時間とか1時間半とかで済むものです。眼科診療所ならどこでも実施

できます。




眼底検査は眼底カメラで代用することもある程度は可能です。カメラは

部分的にしか撮影できないとか周辺網膜は撮影できないとか、立体像把

握ができないとか、色合いの記録が不正確とか、、相当制限がきつくて

精密眼底検査の代用にはとてもなりませんが、視神経の陥凹直径を測定

することだけはできますから。




視野の検査は装置が必要ですからある程度の規模の医院に限られきてま

すけれども、多くの眼科医院が視野検査機械を有しています。




早期発見のための理想的な検査スケジュールは


        ___________________


          ★年齢35歳で一度

          ★年齢40歳で一度

          ★年齢40歳以後 2〜4年ごとに一度

          ★年齢60歳以後1〜2年ごとに一度


         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄



リスクファクター(危険要因)が高い方は、年齢35歳以後 2年ごとに一

度これくらいが理想的と考えています。ただ、皆さん忙しくて、なかなか

そうはゆかないのが現実の世の中でして。。。せめて人間ドックをうけま

しょうか。


これは内科がメインですから眼の検査内容は不十分なのですが眼圧と眼底

カメラ程度はチェック可能です。最もよい方法はご近所の眼科を受診する

ことですね。


………続きは次回 ……




┏━┓━┓━┓━┓
┃懸┃賞┃企┃画┃
┗━┛━┛━┛━┛
本メールマガジン読者30名様に
日本眼科医会発行の小冊子:目と健康シリーズ

………………………………
○「老眼について」
………………………………

をさしあげます。ご希望のかたは専用ページ
 http://www.killerminisite.jp/hitomi/1rhv.html
からご応募下さい。
締め切り:5月10日(月)
当選したかたにはメールでご連絡申し上げます。


■編集後記

ことしはみなさん花粉症が軽いようです。この時期楽にすごせるのはあ

りがたいですね。♪


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           ■発行:どくとる秀太郎■

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●一般の方向けですので医学用語は必ずしも厳密ではありません。
●個人的健康相談はお受けしていません。診断治療については近医
  にてご相談下さい。気軽に行けるご近所の診療所が一番です。
●無断での記事転載はご遠慮下さいますよう。
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